
いくら頑張って稼いでも毎月赤字になる…
そんなに無駄遣いしてるつもりないんだけど…
こんにちは、かばです。
「節約をしなさい」と誰もが一度は言われたことがあるんじゃないでしょうか。
私はもともと浪費家だったのですが、真剣に支出を見直したところ、年間最大100万円のコストカットに成功しました。

結果オーライだけど結婚当初は本当にひどかったんです

「あの子は浪費家だから気をつけて」とお嫁ちゃんに忠告したぐらいよ

同じ忠告を、実家の母と、かばお義父さんにも言われましたw
もう生活できないと思うほど金遣いが荒かったです
もう誰が見ても「あいつは浪費家だ」ということになってて笑いました(笑えない)
どれぐらい浪費家だったかと言うと、
- 1日1Amazonポチり
- エアコン24時間つけっぱなし
- コンビニやスーパーでは手当り次第カゴの中
- サブスク契約も常に即決
- カード利用の引き落としは毎月「全額リボ」
- ほぼすべてのカードが限度額いっぱいで使用不可
笑ってしまいますね(笑えない)(2回目)
そんな私の経験も含めて、今回は「支出をカットできない人の特徴」を5つご紹介します。
部屋に物が多い
後先考えずに買っちゃう
収集癖があるかないか、という話ではありません。
物を買おうというときに、後々どのようにしてこれを処分するのかということを考えていません。
具体的には、
- いつまで所有する予定なのか
- いつ処分するのか
- どのように処分をするのか
をはっきりさせずに買うわけです。
そうすると、部屋には物が溜まっていくのは当然ですよね。
またたく間に部屋は物で溢れかえり狭くなります。
そして、部屋が狭くなるとストレスを感じ、それが購買欲や消費欲に繋がっていきます。
物が溜まっているからこそ、物を買わずにはいられない心理状態となり、悪循環に陥ります。
必要ない物を買う
必要も無いのになぜ買うのか?
いえ、本人の中では必要だと思っている(少なくとも、必要になるだろうと思っている)わけです。
そうすると、無いよりはあったほうがいい、無くて困らなくて済むから、という考えです。
そして、いつか必要になったら使うだろう、と。
しかし、本当にそんな時は来るのでしょうか?
実際は、具体的に必要となる瞬間をイメージできないわけですから、いつまでも必要とはならないし、必要なシーンをイメージできていないわけなので、仮に本当に必要な瞬間があっても結局使えないわけです。
そうすると、買ったはいいけど部屋の隅を温めることになるわけですね。
そのうち買ったことも忘れます。
「なんだか知らないけど、部屋が最近少し狭くなった気がするな」という感覚だけが残るわけです。
収支を確認しない
家計簿をつけない
どれだけ月々に支出しているかを把握できないので、支出はあいまいな記憶をもとに、万単位で計算しがちです。
でもあいまいな記憶なので、その万単位の計算すらズレます。
多く使ったと認めたくなくて、都合よく支出を過小評価します。
でも、実際はその1.5倍ぐらいあることに後々気づくわけです。
家計簿をつけなければ、今現在、自分がどの状況に置かれているかもわからないのです。
家計簿アプリは種類が多く、無料で使えるものもたくさんあるので、いくつか使ってみて使いやすいものを選びましょう。
カード明細を見ない
家計簿を付けない人でもカードの明細だけ見ていればある程度の支出は制限できます。
しかし、それは明細を随時確認する習慣を持ち、大まかな支出でも把握した上でお金を使うかどうかを決められれば、の話です。
実際には確認する習慣などなく、にもかかわらず電子明細にして余計に明細を見ないわけです。
限度額に達したことでカード使用不可になってから、初めて使った金額に気づくことになります。
それでも、「先月多めに使ってしまったから、その支払いが残ってて使えない」と都合よく解釈してしまいます。
そして、先月の使用分は今月と関係ないから、今月はまだ使っていいはず、と思ってしまうわけです。
現金を使い込む
手元に現金を持つと、ある分だけすべて使います。
財布の中をみて「あ、まだこれだけあるな!」と思ってしまうわけです。
現金でお金を管理する場合、手元にある分だけで1ヶ月過ごす、という制限を儲けることで節約が可能です。
しかし、支出コントロールができないので、手元に現金があれば使ってしまい、無くなれば銀行からまた引き出せば良いと思ってしまいます。
仮に、今月はもう使えるお金が無くなったとしても、来月になればまた手元に現金が入ってくるので、使えるようになると思うので、結局お金は手元に残っていきません。
銀行口座は見ない
ここまで何も見ずにお金を使い続ける生活をしていれば、当然ながら銀行口座は見ません。
銀行口座を見ずに「あると思って」使い続けてしまえば、残高が底をつくのは火を見るより明らかですよね。
銀行口座にリアルタイムでどれだけのお金が入っているかは、ネットバンキング等を家計簿アプリと連携するなどしなければ、確認がなかなか手間となります。
なので、これまでまったく現実を見ようとしなかった人が、銀行口座をリアルタイムで把握できるわけがないので、当然ながら銀行口座は確認しません。
もう収支を確認するどころの話ではない
これだけ何も見ずにお金を使ってしまう理由は、ずばり現実を見るのが恐いからです。
現実を見てしまうと、もう使えるお金は残っていない。
しかし、日常のストレスもさることながら、このようなお金の不安を解消するためにお金を使ってしまうという生活を送ることになります。
資産がどんどん減っていく中で、次に手を出すのはカードローンやリボ払いといった借金です。
「来月になればお金も入ってくるから大丈夫」という楽観的な考えも現実には危険です。
なぜなら、この時点ですでに、「そのお金は借金返済でほとんどが消滅する」からです。
このように、支出を減らせない人の多くは、その現実から目を背けていると考えられます。
見栄っ張り
ブランド品を持ち歩くという話ではない
ブランド品を持って歩くと、すれ違う人からは「良い物持ってるな!」と思われると期待してブランド品を買ってしまいます。
しかし、ブランド品に興味がなくても、見栄を張るために物を買うことってありますよね?
- 新車:中古なんてみっともない
- 新築一戸建て:家を建てて一人前と言われる
- 大型テレビ:憧れの大画面ホームシアター
- 話題の漫画:みんなが読んでるから買ってみた
- 話題のゲーム機:みんなが欲しいって言うから買ってみた
- 最新スマホ:持ってると注目されるから毎年更新してる
- 飲み会で奢る:後輩や彼女にお金を出させるなんて野暮だ
- タクシー移動:いい年して徒歩や自転車なんてケチくさい
分かりますか?
太字で書いている部分がすべて見栄なんです。
持っていないことは恥ずかしいこと・・・ではない!
なぜ持っていなければならないと思うのでしょうか?
それは、持っていることで他人が評価をしてくれると思っている、いわばステータスだと勘違いしているからです。
確かに、新車や新築一戸建てを持っていると「立派だね」と言ってくる人もいますが、今どきそんなことで立派だと言ってくる人のことは無視するべきです。
見栄を張るというのは、承認欲求に繋がる願望で、満足することがありません。
買い続けないと安心できないので、安心するためにはお金を使い続けるしかないのです。
その意味でも、見栄でお金を使う人は、どんなに収入があっても絶対に赤字になるわけです。
そのようにお金が減っていく人を見て、むしろ周りの人は引いていきますし軽蔑していきます。
物を持っていないことは恥ずかしいことではなく、「立派なこと」と認識すべきなのです。
問題を後回しにする
支出の見直しと正面から向き合わない
支出の見直しは、まずはどこに無駄があるのかを把握するところから始まります。
ところが、支出を減らせない人の特徴は、そのような問題解決のための見直しをいつでもできると思っていることです。
カードの明細や銀行口座の残高を把握したり、手元の現金を管理したりというのは、これからいくらでもやる時間があるから、今やらなくてもいいんだと思ってしまいがちです。
そして何と言っても、今やらなくても困らないしなんとかなると思っています。
実際は困っているし、なんともならないんですが、その現実から目を背け、問題を後回しにするわけです。
さらに、支出の見直しをしなくとも、今より多く稼げば収支は良くなるので、敢えて支出を見直さなくても問題は解決できると、問題点を転換してしまいます。
それほどに、支出を減らせない人というのは、支出と向き合うことを嫌がります。
実際、収入を増やすのは難しいことです。
給料は年に一度増えればいい方ですし、増えたところで雀の涙です。
到底、収支のバランスを整えるほどの収入増とはなりません。
それよりも、支出をカットするほうがはるかに楽ですし、即効性もあります。
しかし、現実を見るのを恐れるあまり、そのような楽観的思考となってしまい、現実的ではない方法に頼ろうとしてしまいます。
支出カット以外に手段がない場合でも現実は見ない
支出の見直しは、やってみれば大したことはありません。
明細の項目をひとつひとつ確認して、不要なものを削除していけばいいだけです。
家計簿アプリを利用すれば、カテゴリー分けも簡単なので、そこで一気に削減項目を洗い出すことも可能なわけです。
ところが、それでもやらない理由はただ一つで、支出を見直して不要なものがたくさんあぶり出された時に、過去の自分がした購入や契約という判断が誤っていたと認めることになるのが、辛いと思っているからです。
実際は辛くありません。
ゴミだと認識したものに同情する人は存在しませんから。
単に、不要なものをゴミだと認識すればいいだけの話です。
それでも、やはりその恐怖が打ち勝ってしまい、「そのうちなんとかなる!」と問題を先送りにします。
明確な計画もなく、いつやるとも言えないことを、いつか改善すると思っているんです。
貯蓄の目標を立てない
人は目標なしにモチベーションを保てない
人は弱い生き物なので、目標という欲望をゴールに据えないとモチベーションを維持できません。
負債ではなく、資産を将来築きたいと思っているなら、明確にそのゴールを定めるべきです。
借金状態が当たり前の自分が、将来資産を築くことなんてできないと卑屈になってしまいがちですが、実際は、負債さえ整理してしまえば、あとは資産が築き上がるだけです。
しかし負債を整理するには、支出コントロールが必要不可欠ですよね。
ある程度は物欲や消費欲という自身の内面をコントロールする必要があります。
そのためにも、より大きな欲望という名の目標を掲げることで、小さな欲望を抑え込む必要があります。
支出を減らせない人は、目標がない、だから計画も立たない、だから今現在困らない程度にお金があればよい、だから余分なお金は宵越さなくていい、と考えてしまうわけです。
目標が立てば状況は一気に好転する
目標があれば、その目標を達成するためにどのようなことをすればいいかが見えてきます。
ゴールからの逆算ということですね。
実際の目標は、明確な額でなくても構わないわけです。
- 今月赤字にならないようにする
- リボを使わなくても支払いができるようにする
- カード残高を先月より少し減らす
- 今年は金利を払わないようにする
- 使うカードは一枚に絞って限度額内の範囲で支出する
そして、その目標を達成するためにはどうするか考えます。
これまで支出が大きければ大きいほど、どれか一つを実行するだけでも数万円は浮くと思います。
まとめ
今回は、支出を減らせない人の特徴を5つ紹介しました。
- 物が多い
- 見栄を張る
- 収支を確認しない
- 問題を後回しにする
- 貯蓄目標を立てない
これに1つでも当てはまったら要注意です。
「こんな人さすがにいないんじゃない?」と思われるでしょうが、これは以前の私の姿そのものです。
お金の不安があると精神的にもずっと辛い状況が続くものです。
一度だけ「よし、やろう!」と決めてしまえば、そこから行動は始まるものです。
どんな酷い状態からでも、改善する方法は決まっています。
- 【調査】:家計簿を付ける・各種明細を確認する
- 【分析】:支出をカテゴリー化する・使用頻度を確認する
- 【決断】:削減目標を決める・目標を達成するために必要な基準を決める・例外を決める
- 【行動】:基準に従って不要なものは処分・一通り終わったらやり残しがないか確認(1.【調査】に戻る)
5つの特徴すべてに当てはまっていた私ですら、一度決めて行動したらすべてが好転しました。
何よりも大事なのは、
だと思います。
ではまた!
コメント