【時間単価を極めよう】絶対に豊かになれない人がしているたった1つの共通点

こんにちは、かばです。
皆さんは普段から時間単価を気にして生活しているでしょうか?

 

隣町のスーパーでバーゲンやってて卵20円安く買えた!

新聞を取っている人なら、一緒にスーパーの広告が入ってきますよね。
結構広い範囲でチラシって配られてるので、行くにはちょっと遠いかな?ってところのチラシも配られます。
中には、チラシを持ってくれば、さらに割引というのもあったり。
でも、それを買いに行くのが本当にお得なんでしょうか?
今回は、知らずしらずの間にしてしまっている豊かになれない行動を解説していきます。

 

時間単価を気にしない人は絶対に豊かになれない

時間単価とは?

まず、時間単価とは、端的に言うと「時給」のことです。
すなわち、人間が動いた時に発生する利益や価値、簡単にいうと金額のことを言うと思ってください。

例1

  • あなたがこれから1時間かけて隣町のスーパーに近所より20円安い卵を買いに行くとします。このとき、あなたのその1時間の価値は20円ということになりますね。
  • あなたがこれから30分で近くのスーパーに卵を買いに行き、残りの30分で時給1000円のバイトをするとします。隣町より20円高い卵を買ってますが、残りの30分で500円を稼いでいるので差し引き480円です。あなたのその1時間の価値は480円ということになります。

単純な話ですが、このようになります(卵の価値は考慮しません)
実際には「別に働きに行くわけじゃないから1時間かけてもいい」という人もいるでしょうが、そういうことではありません。
大事なことは、自分の時間というのはタダでないのだから、低価値のものに時間と労力を使うのはやめましょうということなのです。

例2
  • 経営者のあなたは、これから1時間かけてやらなければいけない単純作業をする
  • 経営者のあなたは、これから単純作業を人を1時間雇ってやらせ、自分は新規事業の案を考える

さて、この場合はどうでしょうか?
人を雇わず自分でやってしまえば、人を雇う人件費を削減できます。
その代わり、新規事業を考える時間は1時間減ってしまうわけです。

過去のニュース
  • ガソリン価格が高騰したが、高速道路上のガソリンスタンドでは地上の店舗より価格上昇の時期がズレて遅かったため、給油のために高速道路のガソリンスタンドで列を作った。

これは実際にあった話です。
このニュースにあるような行動をした人の問題点は、「とにかく安いガソリンを求めすぎて、給油までの様々なコストをすべて無視している」というところですね。

 

時間は限られている

豊かな人は常に自分の時間単価を考えている

世の中の経済的に豊かな人がもっとも重視しているのは、どのようにお金稼ぎをするかではありません。
どのように「時間を有意義に使えるか」ということを考えています。
経営者の中には、「自炊はまったくしない。常に外食だ」という人がいます。
それは贅沢をしているからではありません。
自炊をするためには、何を食べるか考え、買い物に行き、調理をし、食事後には後片付けをします。
一方で、外食の場合には、何を食べるか考え、食事をしたら帰宅するだけです。

このとき、この人は頭の中では以下のような計算をしています。
  • ①[自炊時]何を食べるか考える時間+買い物に行く時間+調理時間+食事時間+後片付け時間+食材費+光熱費
  • ②[外食時]何を食べるか考える時間+店舗までの往復時間+食事時間+食事費用
  • 総コストを比較して、①>②だから外食のほうが安くつく

豊かな人が時間単価を上げていけるのではなく、時間単価を上げる努力をしたら豊かになっていたというのが、この場合の正解でしょう。
経済的に豊かになった人も、事業を始めた当初は当然お金がなく時間単価も低かったわけです。
今ある収入をより短い時間で稼ぎ、空きが出た時間を使って新たに事業を起こす。
それの繰り返しで時間単価を上げていき、経済的に豊かになっていったわけです。
このように、お金の使い方には、「時間を作るため」という方法もあり、時間に対する投資と言えます。
そして、時間への投資こそが、もっとも豊かになるための近道なのです。

 

意識や行動次第で時間単価は上げていける

上のような例は、自分に当てはまらないと思っている人もいるでしょう。
ところが、意識や行動を変えていくだけで誰しもが時間単価を上げていけます。
商売の格言では「損して得取れ」というものがあります。
意味は「目先の利益ばかり追うのではなく、今は損をしても将来利益になることを積極的に取り組んでいくべき」ということです。
また、「利益が欲しかったら、まずは損をしてでも相手に儲けさせてやれ」という商売の鉄則もあります。
では、今からでもできる時間単価の上げ方について、どうすればいいのかを考えていきましょう。

  • まずは「時間がかかる」というのは「お金がかかる」と同じと考える
  • 「時間がかかる」ことをより短時間で済ませる方法がないか検討する
  • 空いた時間を別の有意義(有価値)なことに使う(例えば、副業など)

仮に、すぐには副業できないという場合でも、勉強する、読書をする、運動する、休憩するなど、何でもいいと思います。
また、いずれはやらないといけない作業や仕事を前倒しでやったり、家族と過ごすのもいいでしょう。
このように、有意義な時間を作って過ごすことによって、そこから新たな価値を生んでいくことが大事です。

 

何でも自分でやることが得なわけではない

会社の経営者が従業員を雇う理由

会社の社長はなぜ従業員を雇うのでしょうか?
その理由は、会社の仕事を一人でやることが不可能だからです。
会社というのは、多くの取引先から多くの仕事が舞い込んできます。
その業務量は、どれだけ仕事ができる社長であっても、一人でこなすことは不可能です。
そこで、お金を払って従業員を雇う(投資)をするわけです。
雇った従業員は、自分の代わりに働いて仕事を終わらせてくれます。
取引先から得たお金のうち、従業員に給料(投資)を支払って、残ったお金を株主や経営者がもらうわけです(配当金や報酬)
経営者は、従業員に仕事をしてもらっている間に、新たな事業(投資先)を考えます。
このようにして、経営者というのは、自分が時間を作るために従業員を雇って(投資)、積み上がったお金を新たな事業(投資先)に投資して、資産を青天井に拡大していくことができるのです。

 

時間を作ってもぼーっとしていてはダメ!

お金をせっかく払って時間を作ったのなら、その時間を使って新たな価値を生む努力をしなければいけません。
お金の使い方に、「投資・消費・浪費」とあるように、時間の使い方にも「投資・消費・浪費」があります。
やはりもっとも有効な使い方は「投資」です。
投資には、自分への投資や資産への投資、事業への投資と様々あります。
時間の使い方で考えられるのは、以下の通りです。

[理想]

  • 副業をする
  • 勉強をする
  • 運動をする

[現実的]

  • ストレスを発散しにお出かけ
  • 自宅でゆっくり過ごす
  • 家族と一緒に過ごす

[理想]としてあげたものは、将来それが新たに価値やお金を生む行為です。
[現実的]としてあげたものは、現在の生活の質を上げ、ひいては現在の仕事などの質を上げる行為です。
一番ダメなのは、空いた時間に何をするかも決めずに、ただダラダラ過ごしてしまうことです。
時間が空いてから「何をやろうか」と考えるのもいいですが、「あれもやりたい、これもやりたい、でも時間が足りない」という状態の方が、空いた時間を有意義に使っていけるのではないでしょうか。

 

時間単価を上げるためにはどうすればいいか?

実際に時間単価を上げるための基本的な考え方

それでは、実際に時間単価を上げるために具体的に考えていきましょう。
ざっくりとした手順は以下の通りです。

  1. 睡眠以外の日常生活の流れを洗い出す(例.掃除)
  2. それらの仕事のうち、代替できる方法がないかを探す(例.ロボット掃除機を買う)
  3. 1を毎日やった場合のコストと、2を導入した場合にかかるコストを比較(例.時給1200円を週2時間1年vsロボット掃除機購入代金10万円)
  4. 2を導入したほうがコストが低いなら導入する

この例でいくと、自分で掃除をした場合のコストは、

  • 1200円/時 × 2時間/週 × 52週 = 124,800円

ということになります。
1年分でしか計算していませんから、ロボット掃除機を3年使うということであれば、自分の人件費も3年分の374,400円までがロボット掃除機のコストとしては許されるということになります。
なので、10万円程度のロボット掃除機を導入したほうが、はるかに低コストだという結論になるわけです。
その他にも、「その目の前の得を取りに行った場合の自分の人件費(時間あたり)」を計算してみて、「その時給では動きたくないな」と思うようならやめるか、別の手段を考えるべきです。

 

わが家での具体例

自宅での導入例

上記のロボット掃除機に関しては、わが家で検討した内容そのままです。

その他にも検討したのが、以下の通り。

[ネットスーパー]
  • イオンネットスーパーの場合、送料が300円かかるが自分で買い物に行く人件費より格安
  • 必要なものしか買わないので、不要品を手に取る危険がない

[自動調理器(ホットクック)]

  • 価格40000円だったので、調理する人件費と比較(1日1時間、年350日で計算)
  • 1200円/時 × 1日 × 350日/年 = 420,000円
  • 約5週間で元が取れるとして購入

 

会社(介護施設)での導入例

私が経営をしている介護施設でも同様に時間単価を上げる方策をとっています。

[ネットスーパー]

  • イオンネットスーパーの場合、送料が300円かかる
  • スタッフが買い出しに行くと1時間はかかる(時給×1時間)
  • ネットスーパーの方がコストは安い

[書類業務のIT化]

  • ハードとソフトにそれなりの導入コストはかかる
  • 介護施設は思いの外、書類業務が多い
  • IT化することで書類業務にかける時間コストはゼロに
  • 人間でないとできない利用者とのコミュニケーションを増やして顧客満足度を上げる

会社業務では人件費というものが大きくコストとしてのしかかってきます。
得られる結果(業務の遂行)が同じなのであれば、よりコストの低い方を選ぶ、もしくはより大きなリターンを得られる方を選ぶべきとなります。

 

まとめ

今回は、絶対に豊かになれない人がしている行動として、「時間単価を考えない」ことをあげました。
その他にも、色んな行動の面で豊かになれないものというのはあるかと思いますが、やはりもっとも重要なことは時間を有意義に使えなければ、どの道豊かにはなれないと思います。

  1. 時間単価を上げるためには、まずは考え方から変えていかなくてはなりません。
  2. 今の生活で時間単価を上げる方法も紹介しました。それぞれの生活に合わせた検討は必要です。
  3. 時間が空いたら、無駄な時間にせず何らかの形で投資をしなければ意味がありません。

これらを積み上げていくことで、経済的にも精神的にも豊かになっていくのです。
日頃、あまり考えない時間の使い方についても、見直してみましょう。

 

お父さん
お父さん

時間は無限じゃないからこそ優先順位をつけて使いましょう

 

それでは!

 

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