- 収入が少なくて貯金なんてできない
- 生活費がかかってしまって毎月赤字
- 決意して貯蓄し始めても長く続かない
こんにちは、かばです!
今回は、このような貯蓄ができない悩みを持つ人に向けて書いていきます。
実は貯蓄は収入が少なくても容易に達成することができます。貯蓄は実は難しいものではないんです!
しかし、多くの人が努力や根性で何とかしようとしていますが、それは間違ったやり方です。
決意は瞬間的なものでしかないので、絶対に長続きすることはありません。
大事なことは、貯蓄ができてしまう環境を作ること。
この記事では、貯蓄の重要性と誰でも貯蓄習慣を身につけられる方法やコツを解説していきます。
なぜ貯蓄が重要なのか?
実は貯蓄そのものには特に意味はなく、「貯蓄ができた」という結果だけでは資産形成に大きなインパクトは生まれません。
しかし、貯蓄をしていく中で得られる習慣や価値観はとても大事です。
貯蓄をすることができなければ、資産形成の基礎部分を作ることはできません。その意味で、貯蓄習慣は資産形成するために必要不可欠です。
『そもそも貯蓄をしなくてもいいんじゃないか?』という考え方もできます。
周囲が貯蓄しているからなんとなく自分も始めてみようと思うというのは途中で挫折する典型パターンです。
将来的に資金不足に陥っても、生活保護を受給してもいいと考えられるのであれば、お金の心配をせずにある分だけ使い切ってしまうこともアリだと思います。
貯蓄ができない人の特徴
家計のキャッシュフローを正しく把握できていない
貯蓄ができない人は、収入と支出の額を正しく認識できていません。
したがって、使途不明金が多くなる傾向にあります。
これは、家計簿をつけていないことが原因です。
家計簿をつけなければ、月々の収入と支出を把握できず、結果的にどんぶり勘定になってしまいます。
そのような家計管理では、家計管理が成立しないことは目に見えています。
気合いや根性で貯蓄をしようとする
貯蓄ができない人は気合いや根性で節約を試み、毎月残してお金を貯蓄しようとしていますがこれは間違っています。
人間の意志は弱いものですので、目の前にお金があれば使ってしまうのが人情です。
また、収入があれば、収入の範囲内でどのように使うかを具体的に決めていかないといけません。
計画性のない家計管理は、衝動買いの原因となったり、貯蓄の先延ばしになってしてしまいます。
意志によって貯蓄をすることは不可能と諦めましょう。
自動的に貯蓄ができてしまう環境を整えることが重要です。
貯蓄を維持するために必要なマインドを育成できていない
貯蓄の目標を具体的に立てていない
これはそもそも論ではありますが、貯蓄の目的が定まっていないことで起こってしまいます。
具体的に「いつまでに、どれだけ必要なのか」を明らかにすることで、貯蓄計画を立てることができるようになります。
物欲をコントロールできていない
これは、支出の内容を、浪費・消費・投資に分類できていないことが大きな原因となっています。
物欲は人間が持っている当たり前の欲望なので、修行僧でもなければ捨て去ることは不可能でしょう。
ですから、支出を「浪費・消費・投資」に分類分けすることで、物欲の種類を明確にし、コントロールすることが重要となるのです。
貯蓄を実現するための方法
まずは収支を細かく分析する
支出は、「浪費」「消費」「投資(自己投資含む)」に振り分けましょう。
- 生活必需品は「消費」
- 将来のためになるものを「投資」
- その他はすべて「浪費」
「消費」のうち契約や方法を変更して安く抑える方法を検討します。
「浪費」はすべて削減してしまいましょう!
収支の分析は家計簿をつけることが必須となるが、ここでは家計簿アプリを利用するのがおすすめ!
目標額を設定する
貯蓄を開始するにあたって、「いつまでに」「どれだけの」お金が必要なのかを具体的に設定する必要があります。
例えば、定年退職する65歳までに30年間で2000万円貯めたいなど、具体的な年数と金額を設定しましょう。
子どもがいる場合などには、子どもが社会に出るまでの教育資金なども含める必要があります。
目標から逆算してシステムを構築する
収入のうち月々いくらを貯蓄(または投資)に回さないといけないかを計算しましょう。
金額が決まったら給料日に自動的に貯蓄口座に天引きされる設定をします。投資等に振り分ける場合にはさらに自動で実行できる設定を行いましょう。
重要なのは、貯蓄を実行するのに人の意思が介在しないようにシステム化してしまうことです。また、天引きにすることで、天引き後のお金で生活をするように強制することができます。
貯蓄を維持するためのマインド形成
どこでも言われていることですが、天引きシステムで最初から貯蓄分は存在しないと考えるのが重要です。そうすることで、毎月の貯蓄を確実に実行することができるようになります。
そして何と言っても貯蓄の天敵は物欲です。これをコントロールする方法を身につける必要があります。
どれだけ意志が強い人でも物欲は抑制しようとしても無理で、物欲を別の方向に置き換える方法がうまくいくと思います。
例えば、物欲の本質が購買意欲や所有欲といったものであるなら、株式投資をするのがおすすめです。
なぜなら、株式投資はその会社を「保有」する、すなわち「買って→所有する」からです。
適切な投資を行えるようになれば、将来お金を生まないものにお金を使うことが無駄に感じるようになりますよ!
実際に私も、物欲が暴走し浪費癖が悩みでしたが、投資を始めたことで自然と直りました。「欲しい!」という欲望が株式に向いたことで、その他の物に欲が向かなりました。
まとめ
今回は貯蓄について詳しく解説してみましたが、いかがでしたでしょうか?
投資をするにしても、タネ銭や生活防衛資金を貯めるために貯蓄力は絶対に必要となる力ですから絶対に身に付けておく必要があります。
貯蓄ができない人の特徴は、以下の通りです。
- 家計のキャッシュフローを正しく把握できていない
- 貯蓄のためのシステムを構築できていない
- 貯蓄を維持するために必要なマインドを育成できていない
そして、貯蓄を実現するための方法は、以下の通りです。
- 収支を細かく分析する
- 貯蓄目標を設定する
- 目標から逆算して貯蓄システムを構築する
将来に対してしっかり資産形成していくには、貯蓄だけでなく投資も視野に入れてお金に対するマインドの形成が重要となります。
お金で幸せを買うことはできないが、お金があれば幸せな時間を買うことはできます。
経済的自由の第一歩は貯蓄から始まるので、ぜひ身に付けてください!
ではまた!
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