こんにちは、カバです。
今回のテーマはロボット掃除機です。
ロボット掃除機というと、代表的なのはiRobotのルンバですよね。
CMもよく流れていますので、多くの人が知っている、または気になっているところだと思います。
わが家は、ルンバではなくPanasonicのルーロを2019年から導入しています。
※ルーロが走りやすいよう掃除対象エリアはバリアフリーにしました。
ロボット掃除機を導入するきっかけは珍しく妻からの要望でした。
安西先生、ロボット掃除機が欲しいです・・・
私は当初、そんな高い買い物をするぐらいなら、自分でやったほうがきれいになるしいらないんじゃないかと思っていたわけですが、改めて費用対効果を考えてみました。
前回の記事で、すでに家の中にはモノが大幅に撤去され、ロボット掃除機が走りやすい環境ができていたわけです。
ロボット掃除機を購入するにあたって私が注目した点
- 費用対効果の計算
- 家具へのダメージ
- 掃除のクオリティ
- 帰還機能の信頼性
- メンテナンスの手間
最初に結論だけお話すると、いずれも全く問題なく自己基準をクリアしました。
この基準をどのようにクリアしたかも踏まえて、テーマである買うべき理由を考えていきましょう。
自動で掃除してくれる
当たり前ですね(笑)
しかしやはりなんと言っても、ロボット掃除機の最大のメリットはここになります。
自分が見ていないところでも勝手に動いて掃除してくれるというのはとにかく楽なんです。
人間の頭は1日に考えられるリソースが大なり小なりあれど、有限なのは間違いないですよね。
その有限の脳内リソースから「掃除」の単語を除去できるのは非常に大きいです。
また、現在あるロボット掃除機で、スケジュール機能の無いものは格安シリーズ以外ではありえないと思いますが、スケジュール機能をしっかり組んでしまえば、寝ている間や仕事にでかけている間に掃除してくれます。
「自分は掃除していない。ロボット掃除機も走っているのを見ることもない。なのになぜか綺麗」
という、理想的な状況を作ることが可能です。
「自動で掃除してくれるのはいいけど、ちゃんとホームまで帰ってきてくれるの?」
という点も非常に大事な部分となります。
いくら自動でスケジュール機能を使って掃除してもらうと言っても、毎日どこかで遭難したら結局ホームまで持って帰らないといけないからです。
これに関しては、極稀に遭難してテーブルの下とかにいます。
「なんでいつもはちゃんと帰れてるのに今日遭難してるんだろう」と不思議な気持ちにはなりますが、恐らく原因はホームの位置なんだろうと思います。
つまり、ロボット掃除機の仕様上、ホームの向きが悪かったりすると正しくホームに入れないため何度か再トライを繰り返すことになります。
それでも入れない場合、一旦離れて仕切り直し、ということなるようですが、離れすぎてホームを見失って遭難、というシステムっぽいです(笑)
頻度としては許容できる範囲なので、私はこの基準はクリアとしました。
思った以上にめっちゃきれいになる
「自動で掃除してくれると言っても、やっぱり自分で掃除した方がきれいになるんでしょ?」という声もあるかと思うので、ロボット掃除機の掃除クオリティも考えてみましょう。
多くの方が気にされる「部屋の隅」への掃除クオリティに関しても、私は全く問題ないと判断しました。
最近のロボット掃除機は、部屋の隅をいかにきれいにするかという点を重視して設計されており、個人的には「そこまで部屋の隅ばかり攻撃しなくても・・・」と思うぐらいに部屋の隅に粘着します。
また、隅以外の部分に関しても、AIとセンサーを駆使して現状位置を正しく把握、マッピングした地図に基づいて隙間なく掃除機をかけていきます。
人間だと掃除機ヘッドを前後しているうちに全面掃除機をかけることになる、というのに過ぎないので、掃除した場所を緻密に把握して計画的に走るという点では、ロボット掃除機の方が実は効率的です。
日本の家屋では、(最近はフローリングしかない家も増えましたが)畳やカーペットに刺さっている毛や紛れている埃も簡単に取っていくだけの吸引力を持った掃除機も多くあります。
昔は、吸引力を出せないからブラシで掻き出して吸うというのが主でしたが、時代は変わりましたね・・・
ロボット掃除機が走る中で気になるのは、家具や壁にぶつかったときのダメージだと思います。
これに関しては注意が必要です。
実際に日本家屋は、和室では畳+土壁という家もあるかと思います。
そうでなくても、壁や家具に傷がつかないようにしたいという方も当然いるかと思います。
衝突に対する対応は、完全にメーカーによって様々です。
海外製であるルンバなどは、畳や土壁といった「走るだけで劣化する」家具を考慮していないのか、ぶつかるまで走り続け、ぶつかって初めて方向転換するという性能でした。
それに対して、私がルーロを選んだ理由でもありますが、日本家屋で走ることを想定して作られており、各種センサーを搭載してぶつからないように設計されているようです。
実際に、壁の目前で止まりギリギリで方向転換していきます。
しかし、全くぶつからないのか、というと必ずしもそうではありません。
前面の赤外線センサーが作動しないような壁や家具にはぶつかってしまいます。
ただ、少なくとも土壁や通常の壁、家具ならぶつかることはほぼありませんし、既に1年半以上使用していますが、傷や汚れが付着したことはありません。
その点では、日本製のロボット掃除機も十分購入選択肢に入ると思います。
掃除が億劫にならない
掃除をしたあと、消しゴムのカスや髪の毛、皮膚片、食べかすなどを床に落とすのは抵抗あると思います。
私も、当初は「せっかく綺麗にしたんだからなるべく掃除するまでの期間を長くしたいので細かいゴミも拾ってごみ箱に捨てなければ」と思っていた時期がありました。
なぜなら、掃除するのは「自分または妻」だからです。
しかし、自分たちが掃除するのではなく、ロボット掃除機が勝手に掃除してくれるのであればどうでしょう。
「ゴミを床に落としてはならない」という思考が頭から抜け、「ごみ箱まで持っていくの面倒くさいから床に落としとこう」という考えになります。
実際に、次の日には綺麗になっています。
また、ロボット掃除機が掃除できない場所(例えば、階段や壁、窓など)は人間がやることになりますが、あくまでそれだけを掃除すればいいので、床も掃除しなければならないことを考えればだいぶ楽ですよね。
時間を有効に使える
これは費用対効果と関連します。
私はロボット掃除機を購入する際に、実際に人間が掃除をする場合の人件費を計算しました。
1回1時間、週に2回掃除することを前提に、仮に人間が働いた場合の時給を1,000円とすると、
という結果になりました。
時給1000円でも安すぎるし、週2回以上掃除する人の場合はざっと10万円を超えます。
この結果を受けて、10万円以内なら1年で元が取れると踏んで購入を決めたわけです。
また、年間で約100時間も掃除機をかけているという結果にある意味衝撃を受けました。
100時間あれば簡単な資格なら取れますし、法律系試験でも行政書士や宅建も視野に入ってくる時間数です。
また、それだけの時間をブログ執筆に費やせば、ざっと30~50記事は書けます。
そういう意味でも、有限である時間に「床の掃除」というタスクを除去できるのは非常に意義が大きいです。
仕事から帰ってきて疲れているのであれば、何もせずにその時間を使って休むのも有効ですよね。
モノを片付ける癖がつく
ロボット掃除機の唯一のデメリットでもあるのが、モノが多いと掃除ができなくなるということです。
しかしこれに関しては、前回の記事でもお話したように、モノが多いこと自体が損失なのです。
私が今回お話しているのが、
ということですが、モノを片付ける癖がつくことで、
ということになります。
「大げさだな(笑)」
と言われるかもしれませんが、大げさではなく真実です。
「テレビのニュースは人の精神に有害な作用を生む」というと「大げさだ」と笑う人がいますが、実際に芸能人の自殺を受けて国内の自殺者が増加、他の芸能人も同じように自殺するということがありましたよね。
人が「大げさだ」と笑うものにこそ真に価値はあるのではないかと思います。
その意味でも、ロボット掃除機を導入するだけで生まれる価値なら何も考えずに取りに行くべきだろうと思います。
まとめ
以上が、ロボット掃除機を買うべき理由5つでした。
先ほども言いましたが、何よりもまず毎年掃除にかけている時間が100時間にも及ぶことに驚きました。
そう考えると、「掃除なんか」(掃除好きな人すみません)に時間をかけるのは人生の無駄だと感じます。
探せばこういう「気づかないうちに時間を使わされているもの」がいっぱい出てくるかもしれませんね。
当然ですが、お金は稼いで増やすことはできても、時間は増やすことはできません。
収支は常にマイナスなんです。
だからこそ、時間だけは最優先に考えて大事に使っていきたいですよね。
お金を使うだけで大切な家族や友人と楽しい時間を過ごせるなら安いもんだと思います。
ロボット掃除機の性能もどんどん進化していますので、あくまでいずれは買い換えることを前提に金額を設定するのが吉かなと思いますが、高い買い物ではあるので納得の行くまで悩むのが大事だと思います。
今後はロボット掃除機以外にも時短家電を見ていこうと思います。
ではまた!
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