ビットコイン(BTC)は儲かるか?この通貨革命はまだ始まりにすぎない!

  • 今年に入ってビットコイン価格が大幅上昇している
  • コロナ禍で法定価値が大幅にインフレ傾向にある
  • テスラや大手企業がビットコインに投資を始めた

こんにちは、かばです。

2021年に入ってビットコインが大きく注目を集めています。

私も今年に入ってからビットコインに投資を始めました。

これまでビットコイン投資をしなかった私が今年に入ってなぜ始めたのか、ビットコインのメリットやデメリットと投資を始める決め手となった理由を説明していきます。

記事を読んでもらえれば、ビットコインがいよいよ投資対象となり始めたことを理解していただけるかと思います。

ビットコインの特徴をざっくり説明

ビットコインって簡単にいうとどういうもの?

ビットコインが何ぞや? という話になると必ず、

  • ブロックチェーン技術が…
  • トランザクションがどうのこうの…
  • すべてのユーザーが監視していて…

という説明がされますが、ぶっちゃけ文系の脳みそには、

( ゚д゚)< ナンノコッチャ…

という感じでしょう。

超絶ざっくり言うと、1冊の通帳に

  • Aさんが1BTC持っています
  • Bさんが2BTC持っています
  • Aさん→Cさん 0.5BTC渡しました
  • Bさん→Dさん 0.4BTC渡しました
  • Dさん→Aさん 0.3BTC渡しました

というような記録を書き込んでいき、その通帳をみんなで監視しているというものです。

「記録」があるというだけで、実体があるわけではありません。つまり、実際にビットコインという「お金のように何か価値を象徴するような物質」は存在しないということです。

実体はないけれど記録はあるので、記録を確認すれば自分や周りの人がどれだけビットコインを持っているか確認できるというわけです。

「ビットコインというものがあるということにする!」と言い、それに対して他の人が「ビットコインを認識した!」と言ったことで、「ビットコインという価値」が生まれたということです。

お金も同じように、紙ペラにうまい棒100本分の価値があるのではなく、国が「この紙ペラにうまい棒1000本分の価値があることにする!」と言ったことで紙ペラが紙幣として価値のあるものに変わりました。

お金では「その『紙ペラ』を持っている人がうまい棒100本分の価値を持っている人」ですが、ビットコインでは「その『記録』を持っている人がうまい棒100本分の価値を持っている人」となります。

すなわち、ビットコインは「記録」によって保有価値を証明されているということができます。

ブロックチェーンってなに?

分かりやすくイメージすると、段ボール箱と段ボール箱同士を繋ぐ紐です。

( ゚д゚)< ハァ?ナンノコッチャ…

まぁこのようになりますよね。

先ほど、ビットコインは「1冊の大きな通帳にみんなで記帳していく」という話をしました。

しかし、いくら大きくても記録が何千億や何兆とかになってくると、さすがに記録しきれません。

ある程度の量が溜まったら新しい通帳を発行するわけですが、使い終わった通帳も保管しておかないと記録を参照することができなくなります。

これを保管しておく技術がブロックチェーンです。

イメージとしては、

  • 段ボール箱に順番に通帳を並べていき、いっぱいになったら閉じる
  • 段ボール箱が溜まっていくと箱自体を順番に並べて番号をつけていく
  • 箱同士に前後関係を証明する紐をくっつける

という感じです。

2019年4月~2020年3月と書かれた段ボール箱のあとにくるのは、2020年4月~2021年3月と書かれた箱ですよね。これらの箱同士は時系列的に連続しているので、前後関係が証明されるわけです。

このように箱と箱の前後関係を鎖で繋ぐようなイメージなので、ブロックチェーンと呼ばれています。

ビットコインのメリットとデメリット

ビットコインのメリットは?
  • 法定通貨と異なり中央集権的な発行元がいない
  • 発行予定枚数が2100万枚と決まっている
  • 偽造などの不正行為ができない

いずれも大きなメリットとなります。

法定通貨のように、政治や国際情勢に合わせて紙幣を刷ってばらまくということもありません。

希少性が担保されているのでインフレにもなりませんし、特にコロナ禍のように世界中で紙幣を刷りまくっていても、ビットコインは流通量が増えることはありませんから価値が一定です。

発行予定枚数が2100万枚とされており、システム上これ以上増やすことが不可能とされているため、金のような運用をすることができます。

ビットコインのデメリットは?
  • 法定通貨と同じく生産性がない
  • 流動性が低くボラティリティが高い
  • 取引所がハッキングを受けやすい
  • 目に見えるものがなくよく分からない

株や債券などと異なり、新たな価値を生むわけではありませんから、投資をしても複利効果が見込めません。投資の妙味は複利効果にありますから、投資というよりはただの換金によるリスクヘッジという意味合いが強いです。

また、現状では現実世界で使える店舗やサービスなどもほとんど無いため、流動性がきわめて低いです。そのためボラティリティが高く値幅変動が激しいです。ボラティリティが高いものはリスクが高くなるということです。

さらに、コインチェック事件のような取引所がハッキングを受ける事案が多くあります。ビットコインのシステム自体はきわめてセキュリティが高いものではありますが、それを取引する取引所が狙われることはあります。

そして何より大きなデメリットは、ビットコインに実体がない(もしくは象徴するものがない)ため、よく分からないということです。ウォーレン・バフェットやバビロンの教えでもあるように、「自分が理解できない」ものには投資をすべきではなく、ビットコインの仕組みが難しいので投資として預けづらいです。

私がなぜビットコインに投資をはじめたのか?

そもそもビットコインに投資をすべきか?

投資すべきかどうかに迷っているのであれば、やめておいたほうがいいと思います。

「投資は自己責任」ですので、投資すべきかの判断を決められないなら投資をすべきではありません。

情報収集をして、自分で投資すべきといえるだけの理由を説明できるまでは、分からないものに投資をすべきではないと思います。

私がビットコイン投資をはじめた理由

最大の理由は、コロナ禍で各国が法定通貨を刷りまくっているからです。

今年アメリカではバイデン政権が始まり、全国民に1400ドルの追加支給をすることが決まりました。

昨年は日本でも特別定額給付金で1人10万円が配られましたし、世界中でこのような給付が行われています。

それだけではなく、世界の不況によりこれまでも金融緩和で財政出動がされ続けていたりと、法定通貨の価値が政治や世界情勢、災害によって毀損されるおそれがあるということがビットコインの価値を際立てています。

ビットコインは、先ほども説明したとおり最大2100万枚までしか発行できないシステムなので、世界情勢がどのようであっても変わらず価値を維持し続けます。

この性質は金に酷似しているとして、デジタル・ゴールドと言われ法定通貨のリスクヘッジとして使われ始めていることからも、ビットコインの価値は高まりつつあると感じました。

さらに、取引所のセキュリティに関しても、取引所が増えてきていることから各社が重点を置いているところでもあるので、今後ますます改良されていくかと思います。

具体的な投資方法

ポートフォリオの1~2%に限定して投資しています。

流動性があがってきているので、ボラティリティは今後落ち着いてくるかとは思いますが、リスクが高い商品であることは変わりがないのでリスク管理は厳格にしないといけません。

1~2%を限度にしていれば、仮にビットコインの価値が消滅しても大きなダメージはありません。

私の場合、キャピタルゲインを取りに行く投資目的でビットコインを始めたのではなく、価値が下落する法定通貨のリスクヘッジ目的なので、長期で保有することを予定しています。

しかし、現状はボラティリティが高い状態ではあるので、毎月ドルコスト平均法で買うと高値掴みする可能性もあるので、テクニカル的に低値であると判断した場合に買うタイミング投資をしています。

ビットコイン投資をする方法

ビットコインを購入する注意点は?

ビットコインを購入する際の注意点は、「取引所(または板取引)」でないと手数料が高くなるということです。

ビットコインを買う場合、株式を買う場合に証券会社を使うように、コインチェックやbitFlyerなどの取引所というところを使います。取引所という名称は、仮想通貨の売買を販売・仲介し保管をする「取引所」と、仮想通貨の取引方法としての「取引所(板取引)」で意味が分かれています(ややこしい…)

ビットコインを購入する場合、

  • 販売所
  • 取引所(または板取引)

という二種類の方法があります。

これらの違いをAmazonで本を買う場合に例えて分かりやすくいうと、

  • 販売所:Amazon本体から買う
  • 取引所:マーケットプレイスで買う

となります。

どちらで買うかで、資産の変動が変わってくる可能性がありますので、注意が必要です。

特徴をそれぞれ表にしてみます。

 手数料(スプレッド含む)最低取引金額端数の処理購入の確実性
販売所高い安いほぼ出ない確実に買える
取引所ほぼゼロ高い(単価に満たない分は)出る買えるかどうかは市況次第

注目すべきは、手数料と最低取引金額です。

あまり大きく投資ができない場合には、取引所を使うと最低取引金額に満たず取引ができません。

ただ販売所は大きく手数料を取られてしまうので、いくら値幅を大きく取れるビットコインとはいえ、ここは最小限に抑えておかないと辛くなります。

取引所を開設する場合には、取引所での売買が可能かどうか、最低取引金額はいくらかを確認しておきましょう。

私はbitFlyerにしました

その理由は、最低取引金額がおよそ6000円(現在価格)ということで、少額投資にも対応できるからです。

あとは、bitFlyer Lightningという取引所専用のツールが、株取引のツールと使い勝手が似ており売買しやすかったからです。

銀行からの入金もシンプルで使いやすかったので、bitFlyerを使っています。

今後、さらにいい取引所が出てくるのであれば、すでに購入したビットコインは送金することもできるので乗り換える可能性はありますが、当面はこちらを使おうと思っています。

まとめ

ビットコインは、リスクの高い投機商品と見られていましたが、昨今のコロナ禍で立ち位置が変わりました。

  • 多くの企業が投資先として検討している
  • 法定通貨のようにインフレにならない
  • 取引所のセキュリティも改善されている
  • 金の代替投資先として検討余地がある

デメリットもありますが、少しずつ改善されてきており資産の一つとして見ることが可能となりました。

ただし、投資する場合にはポートフォリオの1~2%にとどめるなどして、リスク管理はしないといけません。

また、利用する取引所でも、「取引所(板取引)」での売買のみにして手数料を抑えることが重要となります。

ビットコインが将来どのような資産として扱われていくのか、個人的にすごく興味があります。

リスク管理をしっかりやって投資を楽しんでいきましょう!

ではまた!

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