お金を学べる映画5選!経済や金融の勉強にもなるオススメ映画

こんにちは、カバさんです。

今日は私が鑑賞して面白かった「お金にまつわる映画」をご紹介しようと思います。

お母さん
お母さん

唐突に何を始めるのかね

お父さん
お父さん

前回、お金の話をしたので、関連する話題を出してみようかと

ウルフ・オブ・ウォールストリート

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あらすじ

一攫千金を夢見るジョーダン・ベルフォートは、ウォール街の証券会社に就職する。しかし、トレーダーとしてデビューを飾る日に“ブラック・マンデー”が起こり失業してしまう。その後レストランで出会ったドニーとドラッグのディーラーを雇い株式会社を設立、1ドルにも満たない“ペニー(クズ)株”を巧みな話術で金持ちに売りつける商法で巨額の富を手にする。一気にウォール街のカリスマとなったジョーダンは、稼いだ金を高級車やドラッグ、娼婦につぎこみパーティ三昧の狂乱の日々を続けるが……。

                              公式サイトより引用(https://paramount.jp/wolfofwallstreet/)

 

レビュー

伝説の株式ブローカー、ジョーダン・ベルフォートの回想録『ウォール街狂乱日記 – 「狼」と呼ばれた私のヤバすぎる人生』を、マーティン・スコセッシ監督が映画化したものです。

主人公のジョーダン・ベルフォートは、タイタニックなどでおなじみのレオナルド・ディカプリオが演じました。

1987年に起きた史上最大規模の株暴落、ブラックマンデーで仕事を失った新人証券マンが、わずか26歳で証券会社を立ち上げ、年収46億円にまで登りつめるというストーリーとなっています。

あらすじにもありますが、主人公のベルフォートは、詐欺、クスリ、セックスに明け暮れ、とにかく大金を撒き散らして馬鹿笑いをするような演出をされています。

家族と鑑賞するにはハードルが高すぎる作品ですので、くれぐれもご注意ください(笑)

お父さん
お父さん

下品なシーンは多いけれど当時のアメリカの闇を映し出したリアルな作品だと思う

全体を通してはコミカルに描かれているので、気楽に鑑賞できます

マネー・ショート

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あらすじ

アメリカでは住宅バブルが続いていた。「住宅市場は安定」と信じて疑わない金融市場では、住宅ローン債権の金融商品が次から次へと転売されていた。そんな中、これら住宅ローン債権を含むサブプライムローンが、数年のうちに債務不履行に陥る可能性に気づいた立場の異なる男たちが、住宅バブルの崩壊を確信し、ウォール街に大きく勝負を打って出る。

 

レビュー

実際のリーマンショックをもとに描かれた作品で、原作はマイケル・ルイスによる「世紀の空売り 世界経済の破綻に賭けた男たち」です。

この作品では、リーマンショック当時の金融業界がどのような思惑で動いていたのかがリアルに描かれています。

「男たち」とあるように、主人公は4人のキャラクターとその周囲の人たちで同じ時間軸を駆け抜ける群像劇でもあります。

ノンフィクションストーリーが原作となっていることもあり、リーマンショックの本質に迫る内容となっています。

リーマンショックは不幸が積み重なった事故ではなく、欲望に取り憑かれた関係者の不作為が重なり合って起こるべくして起こった人災であったことがうかがえます。

お父さん
お父さん

終始、金融業界のマネーゲームによるババ抜きが繰り広げられますが、物語終盤でのベン・リカート(ブラッド・ピット)のセリフは金融業界が戒めなければならないものだと思いました。

マージン・コール

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あらすじ

2008年、ニューヨーク。ウォール街の投資会社で大量解雇が始まった。解雇対象となったエリックは、アナリストのピーターに「用心しろよ」と意味深な言葉を残しUSBメモリーを託す。原子物理学の博士号を持つピーターは、その部署でリストラから生き残った数少ない1人だった。その夜、エリックから引き継いだデータを調べるピーターは、会社倒産をも招く危機的事態に気付き上司のサムに報告すると、深夜、緊急の重役会議が開かれることになる。8兆ドルもの資産の命運を左右しかねない状況で、彼らは経済的・道徳的にも崖っぷちに立たされることになっていく。決断の時は、刻一刻と迫ってきていた・・・。

                                                   Amazonより引用

 

レビュー

こちらは、実際のリーマンショックでの話ではなく、リーマンショックをモデルにした架空の金融危機で、発端となった投資会社を舞台としています。

金融危機が発生する直前に、その渦中の投資会社が、自らが保有するゴミ債権を事情を知らない他社に1つでも多く売りさばいて会社を存続させようというムナクソな内容となっています。

しかし、その姿は実際のリーマンショックの裏で、多くの金融業者がとった行動に似通っているのではないかと想像してしまいました。

刻一刻と状況が悪化していく中で、自分たちだけが生き残るというインモラルな行為が許されるのか、を葛藤し続ける主人公を裏目に事態は進んでいくことになります。

こちらも金融業界に一石を投じる作品ではないでしょうか。

お父さん
お父さん

賛否はあるけど個人的には好きです

生きていくためには聖人君子ではいられないという人間臭さも表現されています

インサイド・ジョブ

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あらすじ

2008年に起きたリーマン・ブラザーズの経営破綻(いわゆるリーマンショック)をはじめ、世界中を巻き込んだ経済崩壊の真実に肉迫する!金融業界を代表するインサイダー、政治家、大学教授、ジャーナリストなどキーパーソンとなる人物へのインタビューや徹底的なリサーチ、データ収集によってあらゆる観点からメスを入れた本格的な経済ドキュメンタリー作品。

                                                   Amazonより引用

 

レビュー

完全ドキュメンタリー作品となっており、登場人物は実際にリーマン・ショックで渦中にいた人たちとなっています。

かなり専門的な用語が登場するので、一度観ただけでは理解できないかもしれません。

こちらでもリーマンショックが人災であることがまざまざと表されています。

渦中の人たちが、ある種金融危機を予測しながらも、見て見ぬ振りで責任逃れをし続けたことがうかがえる作品となっています。

お父さん
お父さん

個人的にはこれが一番ムナクソ作品でした

仕事や社会に対する責任や正義感が微塵もみられない人たちばかりでした

闇金ウシジマくん

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あらすじ

丑嶋馨が経営する闇金融『カウカウファイナンス』は、10日5割(トゴ)の超暴利。彼の元に訪れる客は、丑嶋から借金をしたことをきっかけに運命が動き出す。この物語は、そんな『カウカウファイナンス』に訪れる客と、その関係者の様々な人間模様、そして社会の闇を描いたものである。

 「闇金ウシジマくん」『ウィキペディア (Wikipedia): フリー百科事典』より引用(https://ja.wikipedia.org/闇金ウシジマくん)

 

レビュー

漫画作品シリーズを原作とするドラマ&映画化作品となります。

10日5割(トゴ)という超暴利の闇金経営者でありながら、お金に対する考え方や価値観を正しく教えてくれる主人公の丑嶋馨が印象的です。

カウカウファイナンスに借金をしに来る客は、いずれも社会的・人格的に欠落または破綻しており、共感はできないものの、明日は我が身と思えるようなキャラクター設定となっています。

実は勧善懲悪モノになっており、多くの客は丑嶋馨の徹底したスパルタ指導によりお金に対する考え方を矯正されて真っ当な人間に生まれ変わっていく様子が表現されています。

お父さん
お父さん

最初は暴力的で恐い印象がありますが、ストーリーやキャラクターが魅力的なのでどんどん見進めていきました

まとめ

以上が、私が鑑賞した中でも特に面白く、勉強になる映画でした。

お金というと、「汚い」とか「考えたくない」と言われるもので、晩ごはんの茶の間でお金の話をすると叱られる家庭も多いのではないでしょうか。

しかし、お金はお金でしかなく、きれいも汚いもないのです。

お金はどのように稼ぎ、どのように使うのかでその価値が変わります。

今回紹介した映画を観て、お金に対してどのように考えるのか、どのような学びを得るのかということが重要だと思います。

 

ではまた!

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