こんにちは、カバです。
突然ですが、みなさん投資してますか?

でも投資ってギャンブルでしょ?お金なくなって借金するんでしょ?
という、投資とギャンブルの見分けがついていない人が日本には多くいます。
結論から言うと、正しく投資をしていけばほぼ損しないし、やったほうがいいです!
私たち世代は、上の世代と違って定期預金に入れたからと言って10年で預金は倍にはなりません。
自分たちで資産運用をして資金を増やしていかなければならないのです。
最近ではネット上の情報も助けて、株式投資、中でもインデックスファンドを使った投資が注目を集めています。
私も、米国株式指数連動型インデックスファンドをつみたてNISAを利用して投資しています。
もうこの時点で「何言ってるかわかんない!」って人に、今回はこの「つみたてNISA」をめちゃ分かりやすく解説していきます。
NISAってなに?
まずは、NISAというのは「ニーサ」と読みます。略語です。日本語にすると「少額投資非課税制度」です。
「NISAを買えば良いんでしょ?」という人がいますが、違います。売ってません。食べられません。
まず「非課税」「制度」というからには、税金に関係する制度です。
つまり、NISAという制度を作ったのは、民間企業ではなく、国です。金融庁であり財務省です。
そもそも、株というのは、「安く買って高く売って儲ける」というのは誰でも知ってるかと思います。
儲けが出れば税務署が出てきて「儲けた分のうちいくらか税金払ってよ」と言って儲けの一部を持っていきます。
この税率が20.315%(100万円儲けが出たら20万3150円)となっています。
しかし、NISAという特殊アイテムを使って株を買っていれば、非課税、つまり税金を払わなくてよくなります。
※ただし投資額が一定額を超えると、超えた分は課税されます。
NISAと名の付く制度は1つではありません。3つあります。
【NISAの種類は3つある】
- NISA
- つみたてNISA
- ジュニアNISA(2023年で廃止)←今回は解説しません
まずは、(普通の)NISAは、毎年120万円まで投資した分で得た儲けが非課税になります。これを5年間続けられます。
一方、つみたてNISAは毎年40万円まで投資した分で得た儲けが非課税となり、NISAより少なくなっています。
しかし、継続年数は20年とかなり長い期間使うことができます。
・NISA:合計600万円で投資した分の儲けが非課税となります。
・つみたてNISA:合計800万円で投資した分の儲けが非課税となります。
長期で計画している場合には、つみたてNISA一択となります。
ちなみに、NISA制度を利用して購入する投資商品は、先ほども紹介したインデックスファンドが王道となりますが、このインデックスファンドは毎月同額を長期で運用する方法であるので、つみたてNISAと相性がいいです。

とりあえず「つみたてNISA」一択って覚えとけばいいのね

うん、通常NISAは資産運用としては少し使いづらいからね
NISAとiDeCoの違いは?

ところで、iDeCoっていうのもあるけど、あれはどう違うの?

iDeCoは個人でやる年金だからNISAとは全く違う制度なんだよね
今回はNISA制度の解説なので、iDeCoの話は詳しくはしませんが、iDeCoも株などの投資をして得た利益が非課税となる点ではNISA制度と共通しています。
異なる点としては、
- 投資額が所得控除の対象となる
- 運用利益が非課税となる金額の上限が無制限
- 引き出しが原則60歳まで不可能
となります。
また、iDeCoは「個人型確定拠出年金制度」という名称から、年金であることがわかりますが、iDeCoで積み立てた分を年金として受け取る際には課税される可能性がある、という点でも異なります。
この辺りは受け取り方の違いで課税の有無や税率が異なりますので、少し複雑な制度となっています。

私は投資らしい投資が好きなのでつみたてNISA一択です
つみたてNISAはどうやってはじめればいいの?
つみたてNISAを使って投資を始めるためには、とにもかくにも証券会社で口座開設をする必要があります。
【用意するもの】
- マイナンバーカード(または通知カード)
- 運転免許証など本人確認書類
- 銀行口座の通帳かキャッシュカード
次に、証券会社を選びます。証券口座は銀行のように証券会社が開設し、お金や金融商品を預かってくれます。
【証券会社(どちらかでOK)】
- SBI証券
- 楽天証券
★初心者の方にオススメ!★
店舗型証券会社は手数料が高く、さらにインデックスファンドもほとんど取り扱っていません。
証券口座の開設手続きはネットで完結します。画面の手続きに従って入力していけば、ほぼ一本道の処理で手続きは終了します。
手続きを進めていくと、「口座の種類」「NISAを同時に申し込む」と言った表示があります。
ここではそれぞれ「口座の種類:特定口座」「NISAを同時に申し込む:はい」を選択します。
NISAは、通常NISAとつみたてNISAのどちらかしか申し込みができませんので、つみたてNISAを選ぶようにしましょう(仮に間違って通常NISAを選んでも、後で変更することは可能です)
入力手続きが終了すると、先ほど用意した書類を提出する手続きに入ります。
どちらの証券口座も、ネット上で完結させる(写真データを送信)か、コピーを郵送で送るかを選ぶことができますので、やりやすい方を選んで手続きを進めてください。
あとは証券会社側で口座開設手続きを進めてくれます。税務署の審査も含めて、だいたい2週間程度で開設が完了します。
【口座開設までの手順】
- 銀行口座から証券口座に必要な分だけ資金を移動
- 資金移動を確認したら購入する投資商品を選定
- 投資商品購入ページで、つみたてNISA枠を使用して月々の購入金額、購入日を設定
ただ、これだけでは毎月銀行から証券口座に必要な分の資金を手動で移動しなければならないため、証券口座の「設定」画面で毎月の定額引き落とし設定を利用してください。
ここまで設定ができれば、放置しているだけで毎月同じ商品を同額買い続けることができます。

私なにもしてないけど勝手にお金が増えていってるよね

まぁ確認はしてるけど放置で勝手に買ってくれるからね
近頃は値上がりもすごいから完全にマネーマシン化してるね
もう一度聞くけど、やったほうがいいの?
もう一度言いますが、絶対にやったほうがいいです!!
勘違いしないでほしいのは、当然ながら「投資」なので元本は保証されません。
投資商品を購入する際に「目論見書」というものが閲覧できますので、必ず目を通してほしいのですが、どの商品にも「元本を保証するものではありません」と記載があります(無ければ詐欺なのでスルーしてください)
「元本保証じゃなければギャンブルじゃないか」という人もいますが、元本保証であることとギャンブルであることとは話が違います。詳細は省略しますが、少なくとも投資というものが元本保証でないからこそ多くのリターンを得られるわけです。
何の投資商品を購入するかで話は変わってきますが、私がおすすめする米国株式指数連動型インデックスファンドであれば、つみたてNISAの期間である20年を目いっぱい積み立てれば、ほぼ確実に元本割れしていることはないと歴史が証明しています。

お金欲しいならやったほうがいいと思うわ
まとめ
今回はNISAの制度を分かりやすくお話しました。
NISAは買うものではなく、使うものであるということが分かったと思います。
最初の難関である証券口座の開設手続きは、難しい用語も出てきますが、基本的には手続きは一本道なので落ち着いてやればスムーズにできると思います。
これからの時代、NISA制度を使わずに投資を行うという選択肢はありません。
どんな投資商品を選ぶにしても、NISAは必須だと思っておいて間違いないでしょう。
個人的には、煩雑さは銀行口座の方が上だと思っています。
まだ投資をやっていない、NISA申し込んでいないという方は、今回の記事がきっかけになってくれれば幸いです。優秀な制度なので、しっかり使えるようになっていきましょう。
ではまた!
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