努力をしても結果が出ない人必見!結果を出せない人が今すぐ見直すべきこと3選!

こんにちは、かばです。

経済的自由を手に入れるのは、人生を豊かにするために必要なことです。

もし現状を維持するだけで一生安定なのであれば、新しいことをする必要もないですし、現状を維持することに力を注げばいいですよね。

しかし、大企業でも倒産してしまったり終身雇用をやめたりする今の時代には、なにも努力をせずに安定を手に入れることは不可能となりました。

これからは、下りエスカレーターを上がっていくように、自分の足で上っていかなければただ下がっていくことになります。

ただ、努力をしてもなかなか結果が出ないという人もたくさんいるのではないでしょうか?

  • 決意して努力しても思ったように結果が伴わない
  • 最初は良かったけど長続きしない
  • 努力していくうちに自分の力の無さに失望してしまう
  • 精神力が弱くて誘惑に負けてしまう

今回は、このように結果を出せない人がやってしまうNGな行動を紹介し、改善方法を解説していきます。

そもそもなぜ努力をしなければならないのか?

冒頭でも書きましたが、これからの時代には「同じ会社や環境で毎日同じことを続けるだけで老後まで安定して暮らせる」という可能性はほぼありません。

  • お金に関する勉強、投資を行い、資産形成を目指す
  • 資格勉強をして独立開業をする
  • 知識やノウハウを身に付けて、副業・起業する
  • 今の仕事を極めて昇進、または転職をする

これらいずれの手段をとるにしても、今の仕事を毎日同じように繰り返しているだけでは実現できません。

勉強して知識と経験を積んでいかなければならない以上、日々の積み重ねは欠かせません。日々の積み重ねは、思いつきやその時のノリでは達成できません。必ず努力をしなければいけません。

新しいことに挑戦しようと決意することは、大変な勇気と労力が必要です。

なのに、せっかく新しいことを始めようと決意しても、努力を尽くせずに中途半端に終わらせてしまうのは自信を喪失させてしまうだけでなく、単に「もったいない」です。

しかし、努力を「自分に根性がなかったからだ」と精神論で終わらせてしまい、挑戦することをやめてしまうのはさらにもったいないことです。

結果を出すのに必要な努力は、根性論でも精神論でもなく、努力できる環境やシステムが整っていないことの方が大きいのではないでしょうか。

努力をしても結果を出せない人がやる今すぐやるべき行動は?

結果を出した後に何をしたいのか目的が定まっていない

目的と目標は違う

それぞれの定義を確認しておきましょう。

  • 目的:実現しようとしてめざす事柄。行動のねらい。めあて。
  • 目標:そこに行き着くように、またそこから外れないように目印とするもの。行動を進めるにあたって、実現・達成をめざす水準。

引用:コトバンク

そしてこれらの違いが重要です。

まず、目的は最終的に成し遂げようと目指す到達点を意味しています。それに対して目標は、目的を達成するために設けた具体的な手段です。

引用:ピポラボ

たとえば、資格取得を目指して勉強をする場合を考えてみましょう。

  • 目的:資格を取得して何をしたいのか(独立して開業、現在の仕事とシナジーを狙うなど)
  • 目標:目的を実現するための手段として正しいか(資格取得は必要か、勉強はどれだけ進んだかなど)

この場合、多くの人は「勉強がどれだけ進んでいるか」という目標ばかりに着目していると思います。

しかしこれでは、勉強に対するモチベーションを上げることができません。

何のためにめざしているのかが不明確

目的と目標の違いを明確に認識していないと、目標ばかりを追い求めモチベーションを下げてしまいます。

まずは、「何のためにそこに向かうのか」という明確な目的意識を持たなくてはいけません。

人が行動を起こすには「動機」が必要です。動機になるのは欲望です。どんなものでも構いません。欲望に正面から向き合いましょう。

  • お金がほしい(なぜお金が欲しいと思うのかまで考える)
  • 社会的名誉がほしい(なぜ社会的名誉が欲しいのかまで考える)
  • 今の仕事のリスクヘッジになる、またはシナジーを生む

どんな欲望でも立派な動機になります。社会はそんな欲望が、誰かの人生を豊かにする場所でもあります。

欲望は動機につながり、動機は目的となります。目的があってはじめて目標が立つわけです。

欲望 → (動機) → 目的 → 目標

欲望を満たすために目的があるわけですから、目指すべきゴールは欲望そのものです。

資格試験の例で考えてみましょう。

  • 欲望:お金が欲しい!みんなから「先生」と尊敬されたい!
  • 目的:資格をとって社会的地位を手に入れ、お金を稼ぐ。
  • 目標:今年の試験で合格する。そのためにこの夏までに問題集を終わらせる。

「恵まれている人はハングリー精神がない」という精神論は、私は嫌いですが、少なくとも満たされてしまうと単純な欲望では動機とならなくなってしまいます。

「人々の役に立ちたい」と思うことは尊いことですが、それが欲望のレベルにまで昇華されている人はほとんどいないのではないでしょうか。

満たされた生活を若いうちから送ってしまうと、自分のための欲望を持つ必要もなく、かといって公共の利益を自分の欲望にも昇華することができないので、無気力な状態となってしまうのだと思います。

ただ、現代は昔と違って、お金に関しても社会的に地位にしても、生きるのに困らない程度には満たされています。そのような「渇き」を知らない世代にとっては、それらは欲望として成立しません。

このような無気力な世代が、どうやったら欲望を持つことができるかという命題は重要ではありますが、今回は長くなるので今後の課題としたいと思います。

いずれにしても、「欲を持つ」というのは人が行動を起こす原動力となりますので、自分が夢中になれる欲望を持つことを心がけてください。

スケジュールを立てない、または立て方が下手

ゴールからの逆算

明確な目的を持ったら、次はスケジュールを立てなければいけません。

  • いつまでに何をやるのか
  • ルートの確認はいつやるのか
  • 進むスピードの調整はいつやるのか
  • いつまでにどの目標を達成するのか
  • いつまでに目的を達成するのか

ゴールからの逆算をして、目標を設定しスケジュールを立てなければ、無駄な努力をしてしまうことがあります。

確かに、無駄でも目標をもって努力をすることは人生において素晴らしいことですが、せっかくやるなら結果を出しましょう。

でなければ、「がんばったのになにも結果を残せなかった」ということになります。

目標を設定したのに結果を出せなかった

これはスケジュールの設定を誤っているか、そもそもスケジュールを立てられていないことが原因です。

  • ゴールまでに何をすれば良いのか分からない
  • 時間と労力の配分が分かっていない
  • どこに力を注げば良いのか認識していない

結果として、努力をすべきところを疎かにし、努力しすぎてはいけないところに集中しすぎたりと、バランスの悪い時間の使い方をしてしまいます。

時間と労力のバランスを適切に取るためには、①明確なゴール(目的)の設定、②適切な途中目標を定めるべきなのです。

間違ったスケジュールの立て方

いざスケジュールを立てようと思っても、立て方が間違っていれば逆効果になってしまいます。

  • 細かすぎるスケジュール:計画が間違っていたときのリスケジューリングが難しい
  • 理論値のスケジュール:自分の性格や体力を考慮していないので絶対に完遂できない
  • スケジュールを完璧にこなす:完璧にこなせなくなったら、一気にモチベーションを崩す

スケジューリングに重要なのは「再現性がある」ということです。

どんなに美しいスケジュールを組んだとしても、それを実行する自分が再現できないのであれば、ただの青写真で終わります。

なので、スケジュールを組む際は、「自分が実行する」ことを前提として、体力・時間・モチベーションなども考慮しなければいけません。

また、仮にスケジュール通りに実行ができなかったり間違いがあった場合は、余裕をもってリスケジューリングしましょう。

スケジュールを組むときは、「これぐらいの時間があればできるだろう」という期間の1.5倍ぐらいを見積もるぐらいがちょうどいいと思います。

形式やプロセスにこだわり過ぎる

方法論にこだわりすぎる

努力をするにしても、かける時間や労力は最小にしたいと思うのが人情ですね。ネットを検索したり本を探せば、いくらでも効率的な方法論が出てきます。

しかし、それらノウハウは確かに実行すれば効率的に結果を出せるようになるかもしれませんが、ここで注意しなければいけないのが、ノウハウコレクターになってはいけないということです。

「こうすればいい」と方法論に頼るのではなく、まずは努力量がモノを言うことを忘れてはいけません。

「量よりも質」といえるのは、量をこなした人だけです。質を上げるには量をこなし、自分なりのノウハウを身に付けた人だけが質を追求できるのです。

こう書くと、根性論や精神論のようになってしまいますが、努力の中に楽しみを見つけていけば簡単に量をこなしていけます。

ネットや本でノウハウを探すより、目の前の課題に集中し自分なりの楽しみを見つけていきましょう。どんな分野でも、誠実に向き合えば楽しみを見つけることができると思います。

ツールにこだわりすぎる

例えば、資格勉強をする場合を考えてみます。

  • パソコンやタブレットなどのデジタルデバイス
  • ボールペンやノートなどの文房具
  • 参考書や問題集
  • 参考書などを持ち運ぶカバン

確かに、ツールにこだわることは勉強のしやすさにつながってきますので、自分に合ったものを探すのは重要です。

ですが、「まだ自分に合ったものがあるんじゃないか」と似たような参考書や文房具を次々と探してしまうと、今度はツールコレクターになって勉強が疎かになります。

ツールを選ぶ基準は、「使っていてストレスが無い」ぐらいにとどめておき、快適性は求めないようにしましょう。

無理な生活スタイルに変える

人間は朝起きてから3時間ぐらいがもっとも頭がスッキリして、集中ができると言われます。

さらに、「朝8時ぐらいには1日のうちの重要な仕事や勉強を済ませてしまい、あとはゆっくり過ごす」というような話を聞くことがありますよね。

だからといって、これにならって自分の身体の事情も考慮せずに、そのまま生活リズムを変えてはいけません。

人の生活リズムは、人によって集中できる時間が異なります。

朝型の人が多いのは確かですが、睡眠学の研究では夜型の人も一定数いるとの結果が出ています。

何度も朝型に直そうと努力してみたけど、どうやっても朝は力が出ないという人が無理に朝に集中を要する作業を行うのは逆効果です。

何より、日常生活に悪影響を及ぼしますし、精神的にも「生活スタイルも直せないダメな自分」に自己嫌悪してしまいます。

大事なのは、自分がもっとも健康的かつストレスフリーで生活できるリズムのまま、どこで集中するかを決めてしまうことです。

番外編:結果を出すまで粘れない

がんばってもゴールに近づいている実感がない

ゴールに向かっているはずなのに、近づいている実感が持てないと継続のモチベーションが下がってしまい、ゴールに辿り着く前に進むのをやめてしまいます。

スケジュールの立て方が間違っていることと関連しますが、進む方向が間違っている場合にはゴールとの距離が近づきませんので、早急に方向転換が必要です。

進む方向が間違っていないが、近づいている実感がない場合には、これまでの努力の結果を振り返ってみるといいでしょう。

資格試験を例にあげてみると、

  • これまで問いてきた問題集を総ざらいしてみる
  • まとめノートを見返してみる
  • 参考書の目次ページを見て内容をイメージする
  • 模試を受けてみる

といった方法で、これまでの努力を振り返ることができます。

思った以上に頑張ってきたことを実感できると思いますし、そうやって頑張ってきた自分を褒めてあげることも必要です。

ゴールとの距離は、まだまだ遠くにあるように見えて実はすぐそこまで来ているのかもしれません。

勉強が進むとどんどん自信が失われる

何も分からないところから知識を積み重ねてくると、全体像が見えたりして分かったように感じ自信を深めることができます。

ところが、さらに知識を積み重ねると、今度は「自分は何も分かっていない」という事実を知り自信を失う時期が来ます。

ダニング=クルーガー効果といいますが、表面しか分かっていなかった時期は「自分は多くのことを知った」と感じますが、一歩奥に足を踏み込むとその奥深さを知ることになります。そこで「自分はまだまだ何も分かっていない」と自覚し自信を失うわけです。

しかしこのように自信を失ってしまうことは、知識が積み重なり努力してきた証拠です。

井の中でいい気になっていた蛙が、大海を知って自信を失うのは当然ですが、大海に出るのも大変なことなので素直に誇りを持ちましょう。

そしてそこからが本当のスタートです。

まとめ:結果を出せない人は根性が足りないのではなく努力の方法が間違っている

努力の方法は、根性論や精神論ではなく技術です。しかし、この技術は努力を繰り返し、失敗を幾度も経験していなければ気づくことはできません。

正しい努力の方法は、以下の通りです。

  • 目的(動機)を明確に定める
  • スケジュールを正しく立てる
  • 形式やプロセスにこだわらない

そしてこれらの努力を結果に結びつけるには、結果を出すまで粘り強く頑張ることです。

頑張ると言っても根性論や精神論ではなく、①これまでの道のりを振り返る、②作業の中に楽しみを見つけることが重要です。

特に、②楽しみを見つけるに関しては、作業をしていて一度も楽しいと感じないものであれば、そもそもその目標が間違っている可能性があります。

やっていて全く楽しみを見いだせないものは、仮に結果を出せたとしてもそのあと続けることができないので、苦痛でしかありませんからね。

というわけで、今回の記事で、結果を出すための努力を積み重ね人生の支えになってくれれば嬉しいです。

ではまた!

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