インデックス投資ってよく聞くけど、本当に儲かるの?
もし本当に儲かるんならやってみたいんだけど、
投資信託とか株とかよく分からんから教えてほしい…
こんにちは、かばです。
30代を中心に株式投資が注目されており、NISA口座開設数も240万を超えたようです。
その理由は、将来もらえる年金が不足することやインフレが加速するなど、
老後の資金不足を悩む現役世代が多いということですね。
私も、2019年からつみたてNISAを利用して、インデックス投資をしています。
投資にまだまだ偏見や恐怖心がある人も多いとは思いますが、
今日は、超初心者の方向けにインデックス投資の基礎を解説していきます
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インデックス投資とは株式投資のことである
インデックス投資とは?
インデックス投資とは、ざっくりいうと株式投資の一種です。
普通の株式投資と異なり、多くの会社の株式を少しずつ買います。
なぜインデックスと呼ぶのかというと、
インデックス(=日経平均やS&P500など)に連動するからです。
例えば、NHKニュースなどで報道される日経平均株価が前日より2%アップしたとします。
すると、日経平均株価に連動しているインデックス投資商品も2%アップするというイメージです。
インデックス投資とは、
このように日経平均株価などの指数に連動するよう運用されている投資商品を買うことを指します。
インデックス投資のメリット
インデックス投資のメリットは以下の通りです。
- リスクの分散を行うことができる
- 銘柄の選定を行う必要がない
- 少額からでも購入できる
以下、詳しく見ていきましょう。
リスクの分散を行うことができる
インデックス投資は、先述したとおり日経平均株価などの指数そのものに投資を行うことを言います。
それはすなわち、日経平均株価として搭載されている225社の株式を全て少しずつ買うということです。
特定の会社が業績を落とした結果、株価が大幅に下落するということもあるでしょう。
しかし、日経平均株価のインデックスに投資をしていれば、225分の1社というわけです。
その1社だけに投資をしていると大きく損してしまいますが、225社に分散して投資していれば大きなダメージはありません。
このように、インデックス投資は大量の数の株式を薄く広く保有することで、株価の下落をマイルドにするというメリットがあります。
このリスクを大きく分散することができる効果を持つのが、インデックス投資の最大のメリットです。
銘柄の選定を行う必要がない
インデックス投資は、日経平均株価のようにあらかじめ銘柄を選定されてい指数に投資をするものです。
ですから、最初から銘柄が選定されているものを買うということなので、自分で個別の株式を銘柄選定する必要がありません。
投資をするには、優良な銘柄に投資をしなければ利益を出すどころか損失を発生させてしまいます。
しかし、素人には会社が優良かどうかの判断もつきませんし、判断がついたとしても数千社ある銘柄から優良な銘柄を見つけ出すことは骨が折れます。
その点、インデックス投資であれば銘柄選定は日経平均株価という基準に適合するかどうかで判断され、各業績によって随時銘柄の入れ替えが行われます。
したがって、私たち素人は銘柄の選定を行う必要がないのです。
少額からでも購入できる
日経平均株価を例に取ると、選定銘柄は225社ありますが、これらの株式を1株ずつ購入するだけでも莫大な金額を必要とします。
しかし、インデックス投資はそれら225社の株式を薄く小さくした詰め合わせパックのようなものです。
例えば、和菓子の店頭に行くと栗まんじゅうやどら焼きなど様々な種類のお菓子が売っているかと思います。
しかし、店頭に並んでいるのは、それらが4個入りや6個入りの箱詰めが最小単位になっていると、多くの種類を購入することはできませんよね。
インデックス投資は、これらの箱詰めを投資会社が買い集め、バラバラにして紙袋に詰め直した商品というイメージです。
本来であれば、大金を要する投資も、このようにバラの詰め直しパックにすれば定額からでも購入することができるようになります。
インデックス投資のデメリット
一方でインデックス投資のデメリットも存在します。
- 大きなリターンを期待できない
- 元本割れリスクがある
- 購入/保有に手数料がかかる
順を追って解説していきます。
大きなリターンを期待できない
インデックス投資のメリットにあった「リスク分散効果」の二律背反です。
すなわち、インデックス投資は多くの株式を広く薄く購入することですから、リスク分散は効きますが同時にリターンも薄くなってしまうということです。
例えば、とある企業が大きな収益を上げたことで大きく株価も値上がった場合です。
その企業に集中投資をしていれば、同時に大きく利益を上げることもできます。
しかし、インデックス投資だとその株価の値上がり効果も薄くなってしまいます。
このように、大きなリスクを負わないのと同時に、大きなリターンも期待できないのがインデックス投資です。
ただし、後述しますが、インデックス投資は長期運用が原則となります。
少しずつでも右肩上がりの経済下では、複利効果も作用して最終的には大きな運用益を上げることが可能です。
元本割れリスクがある
株式投資ですから、元本割れリスクは常に存在します。
どれだけリスク分散が効いているインデックス投資と言っても、国の経済全体が右肩下がりの中ではリターンは期待できません。
インデックスには、日経平均株価だけではなく米国や世界の株価に連動するものもあります。
日本は長らく不況にあえいできており、株価も海外に比べると見劣りしてしまいます。
その点、米国を中心として世界株式は長期的に見れば右肩上がりを継続しています。
仮に米国インデックス投資を20年以上継続できているとするならば、どのタイミングで投資を始めたとしても元本割れすることはなかったというデータも出ています。
したがって、元本割れリスクは存在するものの、どの指数に連動するインデックス投資を行うか、どれだけの期間行うかでほぼゼロにすることができます。
購入/維持に手数料がかかる
先述しましたが、インデックス投資は箱売りされている和菓子をまとめ買いして、紙袋に少しずつ詰め直して販売するというものです。
したがって、その作業をする業者(投資会社など)に手数料を支払う必要があります。
手数料の額は、インデックス投資商品によってまちまちです。
インデックスではない商品(アクティブ投資商品)は手数料が高めに設定されていますが、インデックス投資商品はほとんどの場合格安で設定されています。
株価が大きく値上がったとしても、手数料が高く設定されていると、実際に手もとに残る金額は減ります。
よって、インデックス投資を行う際は、可能な限り低い手数料のものを購入するようにしましょう。
インデックス投資で利益を得る大まかな流れ
インデックス投資は株式投資なので、利益を得る方法は株式投資の場合と同じです。
- 安く投資商品を買う
- 時間をかけて値段が上がるのを待つ
- 高い値段で売る
ここで忘れてはいけないのが、『税金』です。
安く買って高く売り、利益が出た場合には税金を支払わなければいけません。
その額は、出た利益のうち約20%です。
証券口座を開設しよう
株式投資や投資信託を購入するには、証券会社を通して購入する必要があります。
ですので、まずは証券口座を開設しましょう。
初心者におすすめの証券会社は、以下の2社です。
楽天証券
楽天証券は、とにかく初心者にわかりやすく作られたサイトが魅力です。
楽天市場を使い慣れた人なら、ほとんど違和感なく使いこなすことができるでしょう。
手数料も最安ですし、サポートも充実しているので必ず作っておきたい証券口座です。
また、楽天カードや楽天銀行から自動引落で投資信託を積立することが可能なので、
難しい設定をする必要がないというのも大きなポイントです。
SBI証券
SBI証券は、ネット証券では最大手です。
サイトの作り自体は楽天証券よりも複雑ですが、より細かくカスタマイズできる点が強みです。
手数料も楽天証券同様、最安の設定となっています。
また、楽天証券で取扱いのない銘柄も幅広く取り扱っています。
SBI証券でも、三井住友カードに限りクレジットカードでの引き出しが可能となりましたので、
利便性では楽天証券に劣らないものになりました。
NISAを使おう
NISA(名称:Nippon Individual Savings Account)とは、株式などの売却益が非課税となる制度です。
株式投資で利益が出た場合は、税金(約20%)を支払わなければいけません。
しかし、NISA制度を利用すると一定の範囲でこの税金がタダになります。
長期投資をする場合には特にオトクな制度になるので必ず使いましょう!
NISA制度を詳しく解説した記事が以下になりますので、ぜひチェックしてみてください!
なお、NISAは商品名ではなく制度名ですので、「NISAに投資」というのは正しくなく、「NISAを使って投資」というのが正解です。
投資する金融商品を選ぼう
インデックス投資をする場合、毎月一定額を積み立てていくことが前提となります。
したがって、積み立てた金額が過不足なく全額投資できるようにしなければいけません。
このとき、便利なのが投資信託となります。
投資信託とは、お菓子詰め合わせ袋を買い付けてくれる業者に、お金を託して買ってきてもらうようなものです。年間維持手数料がかかりますが、売買手数料が無料だったり、100円単位で買えたりして使いやすいです。
投資信託は数百から数千種類もの商品がありますが、その99%はゴミです。
買うべき商品は決まっていますので、以下の条件に合うものを選びましょう。
- 売買手数料が無料
- 維持手数料が0.1%程度
- 米国株式(S&P500,全米株式など),全世界株式(日本は除く)
- 為替ヘッジがないもの
- レバレッジがないもの
投資信託で最も気をつけなければいけないのは手数料です。
どれだけリターンが大きくても、手数料が2%以上となると手残りはわずかとなってしまいます。
しかも、それだけのリターンがある商品は、リスクも同様にあるためそもそもおすすめできません。
また、連動する指数も米国株式を中心とすべきで、日本、中国、新興国など経済や政治情勢が不安定な国の指数に連動するものはやはりおすすめしません。
個人的なインデックス商品の最適解を以下で解説していますので、こちらもチェックしてみてくださいね!
投資額・自動積立を設定しよう
投資する商品を決めたら、それらにどれだけ投資するかを決めていきましょう。
つみたてNISAの範囲内で積み立てていく場合には、月33,333円(年約40万円)となります。
私の場合は、端数が出るのが嫌なので月々33,000円を11,000円ずつ3商品に積み立てています。
積立設定をしたら、今度は証券口座の設定画面から毎月積み立て用の自動入金設定をします。
入金するための銀行口座がネットバンクに対応している必要があるので、都市銀行などの場合にはあらかじめ申し込んでおきましょう。
まとめ
いかがでしたか?
今回はインデックス投資のメリットとデメリット、実際にインデックス投資をする場合の手順などを解説してきました。
ざっくりではありますが、この手順でどの証券口座でもインデックス投資を実践することができます。
投資はリターンだけではなくリスク管理が重要となりますし、リスク許容度を見誤らないためにもまずは少額からはじめてみるのをおすすめします!
大切なことは、株価の値動きに一喜一憂せず、淡々と自動で積み立て続けていくことです。
ぜひ自分自身の最適な投資を見つけて、資産形成を楽しんでくださいね!
ではまた!
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