超面白い!シンエヴァンゲリオンとは違うもう一つの最適解!(映画ネタバレなし)

YouYubeにも公式トレーラーがアップされて、いよいよ新劇場版もクライマックスなんだなぁとしみじみ。

私の世代はシンジくんと同じ世代で、当時リアルタイムで観てたのもあって思い入れもあります。

TV版が始まったあの時からもう25年ぐらい経って、それももう終わるのかと思うと、なんだかポッカリと穴が空いてしまうような気もします。

お母さん
お母さん

なんで唐突にエヴァ?

お父さん
お父さん

いや最近コミック版を読んだのよ

シン・エヴァが公開となる前に、評判の良かったコミック版を読んで記憶を喚起してみました。

とりあえず、エヴァンゲリオンという作品の感想を振り返ってみたいと思います。

同じ年代の方なら「あ~、わかるわ~」って思ってもらえるんじゃないでしょうか。

TV版と旧劇場版

エヴァンゲリオンという作品は、漫画からではなくTV版(1995年)が最初です。

エヴァみてる?

お父さん
お父さん

ロボットアニメ興味ないんよね

ロボットじゃねぇよ!人造人間だよ!

お父さん
お父さん

いやそんなでけぇ人間いないだろw

という感じでした。

しかしその友人から録画したビデオ(死語)を借りて夜な夜な視聴しました。

【TV版初見時の感想】
・主人公がしょぼい
・エヴァが気持ち悪い
・話が暗い
・何と戦ってるか分からない
・用語が意味不明
お父さん
お父さん

なんやこれ・・・

特に最後の2話が意味が分からなすぎて、消化不良どころか飲み込むことすらしませんでした。

その後、最後の2話が意味が分からなすぎた人が多くいたのか、劇場版として作り直すことに。

それがいわゆる旧劇場版(1997年)というものです。

【旧劇版視聴後の感想】
・なんやこれ・・・
・いやシンジお前・・・
・ていうか超絶バッドエンドじゃね?
・気持ち悪い・・・

あんまり評価はTV版と変わりませんね(笑)

・TV版を観たい方はこちら
・旧劇場版を観たい方はこちら

新劇場版

それから10年ほど経った2007年に、TV版と旧劇場版をすべて作り直す新劇場版が公開されました。

エヴァには良い思い出がない(というよりトラウマ)ので、「あれが無かったことになる!」と喜んで劇場に観に行くことにしました。

【序】
・めちゃ映像きれい!
・ストーリーはほとんど同じだけどちょっと違う!
・シンジくんちょっとポジティブ?

ということで、なんか救いのある感じがしました。

【破】
・おお!なんか全然違う展開!
・めちゃ盛り上がってる!かっこいい!
・ていうかこれすごい!やったぜ!
・これなら続編も期待できそう!

序から加速してテンション上がりまくりの面白い展開!

【Q】
・意味がわからない・・・
・何がどうなってんのかさっぱり分からない・・・
・やばいこのあとついていける自信がない・・・

このカオスっぷりは今でも生々しく覚えています。

そして、シン・エヴァンゲリオン劇場版です。

1月23日を予定していましたが、コロナ禍の影響を受けて再延期となりました。

Qから9年(ダジャレ?)、あのトラウマをどう処理してくれるのか楽しみです。

新劇場版Qまで観たい方はこちら

【閑話休題】中田敦彦のYouTube大学

先日、オリエンタルラジオ「中田敦彦のYouTube大学」にて、エヴァの解説がアップされました。

合計で4時間49分あります。狂ってます。全部観た私も狂ってます。

でもそれぐらい面白かった!

正直、エヴァは複雑だし考察も多いし、そもそも神話とか用語とか分からんし、そういう点もしっかり分かりやすく解説してくれてて、復習にはすごく役に立ちました。

コミック版

エヴァにはもうひとつ、コミック版という媒体があります。

内容としてはTV版と旧劇場版を踏襲していますが、オリジナルの要素もあります。

私としては、エヴァの難点をしっかり解決しながら描かれた丁寧な作品という印象がありました。

フラッとAmazonに立ち寄ったときに、この1巻がUnlimited対象となっていて無料で読めたのです。

「タダだし読んでみよう・・・」ということで、早速購読。

お父さん
お父さん

素直に面白かったです。

第一印象は、王道の少年漫画

主人公のシンジは、戸惑いながらもエヴァに乗って使徒と戦っていきます。

そのうちに人間的にも成長していき、また友人にも支えられながら積極的な性格になっていきます。

ただ、ストーリー展開はTV版&旧劇場版を踏襲していながら、より辛い展開にもなっていきます。

それでも乗り越えていこうとするシンジの強さは、TV版&旧劇場版よりも上だったと思います。

絵の表現がすごい

また、貞本義行氏の作画になるので、絵が単純にめちゃくちゃ綺麗で丁寧です。

エヴァというと、主人公シンジの心理描写や日常風景を描いた静の部分と、エヴァや使徒の戦闘を描いた動の部分のギャップが激しい作品です。

しかし、丁寧なコマ割りや作画から、状況がひと目見て分からないということはありませんでした。

必要以上に書き込まれることもなく、かと言ってデフォルメされるわけでもなく、バランスの良い緻密さです。

通常の漫画作品だと、巻が進むごとに作画の雰囲気や絵の上手さが変わっていくものですが、エヴァに関しては1巻から完成された作画で、そのまま最終巻まで続きます。

TV版と旧劇場版との違い

これに関しては、本筋はやはりTV版と旧劇場版を踏襲しているので、細かいところ以外はほとんど同じです。

しかし、すでに書いたように、主人公シンジの性格がかなりポジティブになっています。

TV版と旧劇場版ではほとんど説明がされなかった、人類補完計画、使徒、碇ゲンドウの目的、碇ユイの話、シンジの役割、エヴァなどについてもしっかり触れられています。

旧劇場版のときに、恐らくみんなが期待したであろう「エヴァの真実の物語」が漫画では表現されていたんじゃないでしょうか。

おすすめ?

おすすめです!

TV版&旧劇場版とは同じ軸の話であるものの、異なる話にはなるので、その点を踏まえて読んでほしいです。

その上で、新劇場版でこれらがどのように解釈されて表現されるのかも観ていくと面白いと思います。

エヴァ初心者や、エヴァよく分からなかった勢の方も、漫画版なら取っつきやすいんじゃないでしょうか。

Amazon Unlimitedに加入していれば、1巻は無料で読めます。

たまにはこういうお話もいいよね?

ではまた!

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